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 どんなことをするの ?

協力隊」(JOCV) という名前の通り、派遣された国の人々と 協力 (Cooperation)して 任地(派遣された場所)の発展に寄与するための活動をします。

 JOCV: Japan Overseas Cooperation Volunteers の略

私の場合は 臨床検査技師 という専門職だったので 勤務する病院のスタッフ (院長、婦長さん、看護師、その他のスタッフ)の一員となり、日々の実務を通して 改善すべき点を見出し、自分で出来ることはすすんで実行するように心がけました。

最初にしたのは わたしのオフィス(検査室)が余りにも汚い、、、コンクリートのたたきの床だったが、砂があちこち溜まっている、犬が入ってきて泥が あちこち付いている。。。。なので、毎日 掃除をする(毎日すると 周りの人もするようになってきた)

シンクの下、薬品棚に ゴキブリの死骸、虫の糞があちこちにあふれていたのを 掃除、検査器具の洗浄、機器をきれいに拭く、整理整頓、片付け・・・
日本では当たり前のことが できていない。
言葉が通じにくいこともあったが、まず自分が 率先して実行する・・・以降は、言葉の問題もあったので、ちょこっと話して 上手く通じなかったら 自分がやってみせ、一緒にする・・・というパターンが多かったようだ。

「まず観察|-`).。oO(・・・・・・・・・)」 赴任したての頃 全く見知らぬ場所、人々に戸惑いました。
気持ちは強烈に「ガンバルゾー(^^)」っとやる気満々なのですが、余りにも大きな 日本との 「仕事意識」 の違いに 超・ガクゼンとします!?!

彼らは 日本のような高収入で 今まで働いたことが無い。 たとえば ブータンの看護婦さんの 平均月収は 5年以上のベテランでも約6,000Nu(ニュルタム=約2.8円)1.5万円以下・・・日本の十分の一以下なんです。
途上国では ナースはエリートなほうだが それでもたった1万円くらい・・・。

そんな彼らに 日本人と同じ仕事しろ、という方が無理なのです。
私の任務(協力隊の募集要項に要請項目が記されている) の中のひとつに 「精度管理の向上」 がありました。
用手法(機械を使わずに 簡単な道具と手技で行う) 検査を、効率よく、誤差を少なくデータ作成する。。。
水道?医療検査において きれいな水はゼッタイ不可欠です。 ところが任地の病院では シンクにカランは着いているが その水道管の元をたどっていくと、山の中の 「溜め池」でした(爆)。

ブータンはモンスーン気候なので 雨季には 沢山の水が溜まっているが 塩素消毒さえもされていない。(これが後に 私も赤痢・腸チフスにかかった原因)
しょっちゅう 大雨で 貯水池の水が泥水化し、水道管がつまり、断水・・・・蛇口をひねったら 小魚、小エビ、時には巨大な ヒル(牛ヒル)が出てきて、ブットびました(核爆)

検査技師のはずなのに、水汲みの毎日・・・。私が任地入りした頃はそんな感じでした。駒ヶ根訓練所インストラクターと

 日本で考えるまでも無い、当たり前のことが 当たり前ではない。

これは言葉では表現でき無いことです。体験することを通してしか、分からせてもらい得ない。→ 協力隊 の醍醐味 だと思います。

仕事もそうですが、生活の面でも 驚きの連続でした。

ブータン入国後、約1ヵ月間の 首都での 「現地訓練」。たった一月だけは 首都在住だったが 任地は遠く、車で2日もかかる場所!?
山国なのに山国なのに トンネル が1つも無いので2日間 ずーっと クネクネ・カーブの連続。
当時は30台だったとはいえ キツカッタです。 しかし 空気はきれい、山や川の自然の音が豊か、ヒマラヤから続く山の景色は 抜群!!!
こrれからの 未知との遭遇?の 期待で 心 はとても YE-- d(゚∀゚)b --S!! ナチュラル・ハイ でした。

日本では物質的に恵まれているのに 何故か病気になってしまうのは

病気=(90%以上) 精神状態・・・と、今では 確信できます。

ブータンでの 2年間 の生活を通して 低栄養な食生活のために (時々日本から 食料を送ってもらってたのにも関わらず)
帰国前は 68kg→58kg ・10kgも、やせました(ダイエットできたと、自分では喜んでいる)

横道にそれました。 そして 2日間車で走り続け、やっとのことで 任地に到着。 標高 約800mの 山上に開かれた村(病院と中学校だけ)
ジャングルの中に ポッツーン という感じ・・・・・。

最初の2週間は その余りにも 日本と違う ひっそりとしたタタズマイに びっくり Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ナニココ!?
1週間は我慢しましたが、不安になり、もと来た道を 1.5時間 車でもどり(たまたま通りかかったトラックにのせてもらう)
別の日本人隊員 がいる 村に避難しました(笑)

UNV の オランダ人夫婦 が住んでいるゲストハウスの屋根裏部屋に泊まりました。
希望に燃えて やっては来たが、「これからどうなるんだろう・・・!?」不安と孤独の塊!!
任地での 初めの1ヶ月は もしかしたら すぐに逃げ帰るかもしれない、という不安で 一杯だったんです。。。

それが、結局は 2年1ヶ月も、同じ任地でがんばれた!?!

今思えば 周囲の多くの人々の 眼には見えない努力・協力 によって 成し得たんだ、と つくづく思います。

「協力隊」とは 協力活動 をすることで 周りの人々に 協力されて、おかげさまで 生きていることの 「自覚」だと思います。

多くの 協力隊 OB/OGが感じているとは思うのですが、

Before JOCV(使用前): 上から途上国を見下ろしていたのが
After JOCV(使用後): 外見は いろいろな違う点はあるが、彼らも私と同じ 人間、否、我々以上に人間味にあふれた、親しく、長く、友達でいたい・・・と、感じるようになった 「自己の価値観・感性の変化」 があったんです。(なかには そうではない人もいるみたいですが)


 ◆実際にはどんなことをするのか◆

脱線ばかりですみません<(_ _)> 
JICA専門家 等は 日本のプロ的な仕事をすることが求められます。それに対して 我々協力隊 は

@ 任地のローカルの人たちの生活を体験
A 厳しい条件で 働くことで 「南北問題」等、途上国と先進国との違いを身をもって知り 自分のスキルで努力・改善できることを実践
B 帰国後、日本社会に 体験したことを伝える

・・・・ということでしょうか?

実際に どんな仕事をするのか は、派遣された現場によって 違います。

わたしは保健医療分野・隊員 でした。が、途上国は一般に赤道周辺の暑い国が置く、いまは日本では撲滅されて見かけることも無い、
マラリア、赤痢、腸チフス、寄生虫、、、等の感染症の検査、治療の援助

清潔意識が 日本とは違っていて、ほんとに汚い、と思うことが少ないみたい・・・首都の公衆便所はもとより、普通の家は農家ですから、ブータンでは一般的な家のトイレでも なかなか水が流れず、ウ○コ があふれている・・・(爆)
そんな彼らに、まったく一般d的ですが、食べる前には ろ過タンクにためてあるきれいな水で手を洗う、飲み水は、ろ過して 煮沸した湯冷ましを飲む、病院のワーカーと呼ばれる 雑用をするスタッフがいるのですが、彼らは生まれてから殆ど手を洗ったことが無いらしく、1度、病院スタッフ全員集めて、衛生教育をしたおりに 石鹸で手を洗ってみたら、手の色が白く変わってしまって、見てる私もびっくりしたが(なんて汚いんだΣ(´ρ`;))、本人の方が、自分のほんとの手の色を知らなくって もっと ビックリ したという 笑い話 がありました。

故に、彼らのためにも、自分の 身 を守るためにも とにかく 

清 潔 第 一 (笑) 
(:.;゚;Д;゚;.:)クレ、アラシル!!任地の病院検査室で

検査室では 先ほどの 掃除の励行、

整理整頓 に心がけたのはもちろんですが

精度が何故大事なのか、ということを 理解してもらうこと に苦労しました。
たとえば 貧血の検査に Hb濃度(血色素量 貧血になると低下)があるのですが、
日本では普通、機械で測定するのですが、私の任地(イブラプツァ村)では
停電が日常的だったんで、ほとんど目視といって
紙の標準色とサンプルの色を比色してデータを出します。(ザーリー法)

目算なので、人によっては 若干ですが データが異なってきます。
そのことを カウンターパート(ローカルの同僚)に言うと、むっとした顔で「私はベテランだから大丈夫!」と 怒ります。
臨床検査は 客観性が大事なので、ほんとは 良くないのですが・・・・。
この場合、彼女が検査する時は、できるだけ わたしが もういちど検査して Wチェック するように努めました。

派遣前訓練・技術補完研修」 といって、日本にはなく、途上国にはあるような疾患の検査項目を 前もって研修しました。

検査技師・看護婦は 東京・板橋の 帝京大学 医学部 寄生虫学教室 の 亀井先生 のもとで約2週間(だったかな?)勉強しました。
学生時代に一通り学んでいますが、実際には 日本では  マラリアはいませんから実際の検査技術はここで初めてだったのです。
わたしにはいい勉強になりました、、、というか、現地では血液検査の 過半数は マラリア鏡見(顕微鏡下の血中の病原体を見つける)なので、現場ではベテランのカウンターパートの前で恥じかかなくて すみました(^^ゞ

まぁ、日本ではベテランのつもりでも、まったく環境の違う途上国では 自分のスキルなど 通用しないことが 多々あるのです。
だから、謙虚に カウンターパートの アシスタント、マンパワーのつもりで一緒に 働き、気づいたことがあれば そのつど助言する、という形で活動しました。

日本では ほとんど看護師さんがすることになっている 採血 も、率先して私がやりました・・・・っていうか、日本では女性の検査技師がやることが多かったし、私のような恰幅がいい男がするのは 余り好まれない?・・・という状況があったので、ここぞとばかり 針をさしまくった(というのはオーバーだが)デス♪

おかげで、いまでも採血には結構自信があったりして・・・(しかし、帰国後、健康診断のバイトをしたときに、やはり遠慮されて、、悲しかった(つд・)エーン)

また、時々、夜中に呼ばれて、緊急検査もありました。
ほとんどが 輸血検査 です。 ブータンの田舎では栄養状態が悪いので、貧血患者が多い。本来ならば、高栄養なものを患者に投与すべきなのですが、「無い無いづくし」 では、治療のしようがありません。 そこで当地の医者は、輸血して貧血・栄養失調を改善しようとします。

え〜、手術でもないのに、輸血〜!?!・・・危険だよ〜 Σ(゚д゚lll)アブナッ !

エイズにかかったら、どうすんねん!?!((;゚Д゚)オレシラナイ

でも、やっっちゃうんですよね・・・・患者と一緒に来た親戚一同の採血、クロスマッチ、必要な場合は輸血バックに200mlの採血、、、
日本では限りなく看護師の仕事もやりました。もちろん、医者と共にですが(しかし、インドの医学部ならおれでもはいれるんじゃなかなぁ(^^ゞ)

まぁ、途上国ですから、いろいろ、と、あります。。。ひとまず、ここまで(随時、内容を増やします)


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