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 協力隊 って、ボランティアなの?

 「派遣前訓練」といって 3ヶ所あるんですが 私は長野県の「駒ヶ根訓練所で 約3ヶ月間の 合宿訓練に入りました。

訓練は 英語、フランス語、スペイン語をはじめ、アフリカやアジアの言語学習が半分以上を占めていますが、その間隙をついて 訓練生同士で 色々なプログラムをします。 テーマは一応 各プログラムごとにあるのですが、掲示板に貼りだされる沢山のテーマを見て、自分にはこれなら出来そうだというものに、自主的に参加します。

語学のクラスも 規定の授業に出るだけでなく、自主的にいろんな教材(ビデオ、テープ、インストラクターとの会話、たまには合宿所柄からけ出して 駅前に飲みに行ったり・・・)にトライして 自分のものにしていく努力を続けます。

訓練プログラムは 基本的に 隊員候補生(合宿訓練の終了するまで”隊員候補生”と呼ばれます・・・まだ決まったわけじゃないよ〜という意味)の自主性に任されています。

協力隊に入るまで今まで世間で親しんできたものは、他人がするから自分もする、というものが 多かったように思います。

会社で仕事するのも するべき業務があり、上司の指示の下、同僚とその場のルールを遵守して 予定の時間内に仕事をこなしていく。

JOCVの訓練所内でも 団体生活ですから、起床・就寝時間、食事時間など基本的なルールはあります。
私より若く、学校卒業したばっかりというような若者が多かったですから、それまで10年近く会社勤めしてきたわたしのとっては、ちょっと信じられない、非常識?と思えることもままありました。

もう何年も前のことなので、くわしいことは忘れました、が、そのときは腹の立ったことも・・・。
(まぁ、見知らぬ人が 百何十人も 一つ屋根の下に押し込められ?共同生活するのですから、何もない、というほうが不思議ですが┐(´ー`)┌)

例えば、私の語学クラス(英語)のオセアニア圏に派遣された男女は帰国後、幸せに結婚、いまは子供もうまれ幸せに暮らしているそうです。
(ちょっと、脱線しかかった・・・)

しかし、協力隊が 一般の仕事と違うのは これから派遣される任地に対して、「自分は何が出来るのか?」「どのように活動していくのか?」「現地の人たちとどのように付き合っていくのか?」・・・等を派遣国・地域により 一人一人状況が違うので、「自主的に」学び、調べ、訓練していかねばなりません。

野外訓練 訓練所の近くの農家で、農作業ボランティア
ネパール語の先生と
空手の練習もしました

何故、このような訓練をするのか?
言葉の問題は 日本人にとって切実なことだから、しっかり やるのは当然だが、忙しい日本を離れて しばらくの間 戦場?見たいなところに行くのだから残りの時間は 個人個人の自由に任せたらいいのでは?と、思ったこともありました。

「派遣前訓練」(人によっては 数週間〜1年ほどの『技術補完研修』もある)は 隊員になる前、異文化に適応するための訓練で、これが終了して初めて正式に「青年海外協力隊」となります。

協力隊員としての 任地での  2年間ちょっとの間もいろいろなことがあったけれど、この3ヶ月の合宿訓練も 印象的なことがいろいろありました。

百何十種類 という職種があり、年齢も 20代前半から40台に入った方もいました。日本全国から集まってきて 今までほとんど知らない職業の人、大学卒業したばかりの人、いろいろな方言・・・・。

世間の学校、会社という組織とは 全く違う、言わば 社会の縮図、しかも、個性的な人ばかり・・・・

よくもまぁ、こんな いろんな人間が 世の中には いるもんや〜( ゚Д゚)ポカーン ・・・・この3ヶ月だけでも 衝撃的でした♪

約150人の 見知らぬ人間が 3ヶ月間、人里はなれた 山の中で 合宿するのですからいろんなドラマがありました。同級生が作った  アルバムには「人生劇場」という サブタイトルがあったくらい・・・

今思うと、この 混沌とした集団生活こそが 見知らぬ途上国 で生き抜くための 訓練であり、“自主的に働く=ボランティア”の 概念を、(頭ではなく)体得することだと気づきました。

「ボランティア は 奉仕すること」と、常識的 には認識されていますが Volunteer を英語の辞書でひいてみると「自主的に行う」と いうことです。
(日本には、まだ馴染みのない 欧米の 概念だと思います)

故に 「協力隊」って 「ボランティア」 なんです(* ^ー゚) 出国当日、妹夫婦が見送りに来てくれました

*ボランティア の 原義は 外国の軍隊に自主的に参加する 兵隊、という意味だそうです・・・。

 

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